オウム真理教の裁判に思う

ニュースで、連日報道されている。
「オウム真理教の元幹部で地下鉄サリン事件のサリンを製造した遠藤誠一被告の死刑判決が、最高裁判所で確定することになりました。16年にわたったオウム真理教による一連の事件の裁判は、終わることになります。」

そうなんだ・・・

16年も経過したんだな・・・・

私の知人もその被害者になってしまった・・・

未来のある、気持ちの優しい青年でした。

その日、会社にいくための、通勤電車でサリン事件に遭遇してしまった。
いつもの電車ではない、時間に乗車していた(会社の仕事の都合で)
そして、サリンで人間としての大切な人生を奪われてしまった・・・

彼とは、事件後5年間ぐらいはご家族と行き来をしていたが、ご家族も辛いようで・・
だんだんと、足が遠のいてしまった・・・

彼は、今どうしているのだろう・・・

心優しいかれは、本来ならきっと暖かい家族を持つパパになっていたはずなのに・・・・

地下鉄サリン事件●
地下鉄サリン事件(ちかてつサリンじけん)は、1995年(平成7年)3月20日に東京都の地下鉄でカルト新興宗教団体のオウム真理教が起こした化学兵器を使用した無差別テロ事件である。
神経ガスのサリンが散布されて、死者を含む多数の被害者を出した事件である。この事件は、大都市の民間人を標的とした世界初の毒ガステロ事件であり、日本の社会のみならず世界に大きな衝撃を与えた。警察庁による正式名称は地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件