更年期障害 克服できるのか-3

東京駅には、笑顔で友人が迎えてくれた。
総勢8人の旅なので、東京駅、上野駅、大宮駅で各人が指定席に乗り込んできた。
男性は3人、女性は5人の旅の始まりです。
1年に1回の旅行は、12年も続いている
男性5人、女性7人の会は、10年前に52歳で仲の良い女友達が他界してしまった。
年齢や職業、各人良き夫であり妻なのです。が、公認の旅行となってます。

ホテルや旅館には、声が他の部屋に伝わらないようにとお願いをしておきます。
1年分の話を、皆でするから「にぎやか」なのです。

それは、それは楽しい楽しい旅のはじまりです。

 

新幹線で落ち着いたところで「私は更年期でパニック症」と伝えました。
最年少の私は、みんなの更年期に耳を傾け安堵しました。
皆が優しくいたわってくらたおかげで、「ザワザワ感」は軽減されてきたのです。
 

2泊3日の旅には、パニック症を忘れることができました。

帰宅したら・・・・またも、再発となってしまったのです。

 

★うつ病★-3
●治療
治療の基本方針
心理的葛藤に起因しない内因性うつ病の場合 基本的に現在はまず鬱が病気であることを本人・家族が納得し、「無理をせず、養生して、(場合によっては)薬を飲んで、回復を待つ」ことである。
内因うつ病の症状は、“気の持ちよう” “努力”などで変えられるものではない。変えられないものを、変えようと無理をすれば、症状を悪化させる。むしろ、変えようとせず、憂うつな気分に逆らわず、十分な休養を取りながら、回復を待つべきである。
うつ病の症状の一つに、将来を悲観してしまうことがある。病気のため、もう治らないとしか考えられなくなることも多い。しかし、うつ病はいかに重症でもいつかは改善するものである。いつかは良くなるという希望を持つことが重要である。
またあせって人生の決断を下さない方がよい。例えば転職・退職、離婚などの重要な決断はなるべく後回しにする。一般にうつ病のため判断能力は低下していることが多く、適切な判断が下せないことが多い。
家族など周囲の人たちも、長い目でうつ病患者を見守ることが求められる。「頑張れ」や「さぼるな」という言葉は、患者自身の力ではどうしようもない今の状態を、今すぐに自分の力で変えるようにと、無理を求めるものとなる。そして、このような言葉は、患者を追いつめ、最悪の場合、自殺の誘因とならないとも限らない。患者のみならず、周囲の人々も、患者がうつ病であり、患者自身の力では今の状態から抜け出せないことを受け入れ、長い目で回復を信じ、あせらないことが必要である。
「気の持ちようではないか」「旅行にでも行って気分転換してはどうか」といった言葉も、適切ではない。うつ病でなくとも、嫌なことが起きれば、嫌な気分になるし、そういった一過性の軽い抑うつ気分は多くの人が経験する。これらの言葉は、うつ病もそれと同じように対処すれば良いものと見ている。しかし、長期間に及ぶような酷いうつ状態(つまりうつ病)の場合には、適切な治療なしには気の持ちようを正すこともできず、旅行に行く気力も出ないため、これらの言葉はかえって患者を苦しめる。患者がこれらのアドバイスを受け入れられるほど回復したかどうかの見極めが大切である。
治療の前提として、治療の基本的原則について、しっかりと医師が説明を行い、患者が納得して治療に取り組むことが必要である。また、投薬についても、医師がしっかりと説明する必要がある。患者も、分からないことは質問していくことが必要である。こうした医師と患者のコミュニケーションが治療の成功には不可欠である。
●心理的葛藤に起因すると思われる心因性うつ病の場合
心理的葛藤に起因すると思われるうつ病では、原因となった葛藤の解決や、葛藤状況から離れることなどの原因に対する対応が必要である。なお、一人一人の患者においては、心理的葛藤が原因と考えるべきものなのかどうかの判断は、かなり難しい。このため、この判断は、心療内科医や精神科医の助言に従うのが良いであろう。
●入院・外来などの治療設定の選択
入院するかどうかなどの治療設定の選択をする場合には、症状の重症度の判断が重要である。ただし、専門的に見てかなり重症であると判断されるうつ病を、家族や周囲の人が、軽く見ることは多く、専門医を受診し、診断を受けることがまずもって必要である。特に、「死にたい」とか「消えてしまいたい」「自分は居ない方がいい」などの希死念慮や自己否定的な内容を口にする場合には、自殺の危険性があり、すみやかな受診が必要である。
治療開始の時点では、自殺の危険性が高い重症例であるか否かがまず評価され、自殺の危険性が高い重症例では、入院治療が必要となる。
自殺の危険性はないが、日常生活に著しい障害が生じている場合には、仕事を休んだり、主婦であれば家事を誰かに手伝ってもらうなど、社会的役割を免除してもらい、休養する必要がある。
日常生活における障害が軽い軽症例では、これまで通りの生活を続けながら、治療を行うこともある。
いずれの重症度でも、内因性うつ病においては、薬物療法を行うのが原則である
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋