自然体で生きること・・・パニック障害-8

自分の不安感を1つづつ取り除くことが大切だそうだ。
自然体で生きること・・・
その自然体ができない。

不安や思うことは沢山ある

1.まずは痩せないといけない(1年近くダイエットしても10Kgは減量できたのだが、それ以上は体重が落ちない)それが、ストレスとなっているようだ、
2.首の膨らみ
今現在は、首の診察は、脂肪腫瘍と言われたことがきがかりな現状
最悪は腫瘍のこともあるのか?
不安が募るので、やはり大きな総合病院に行くことにした

その結果は、後日・・

一つをコツコツと解決しないといけない。

★パニック障害(パニックしょうがい)-2
●原因
原因についてはまだ完全に解明されていないが、脳内不安神経機構の異常によって起きるものだと考えられている。ヒトの脳には無数の神経細胞(ニューロン)があり、その間を情報が伝わることで、運動、知覚、感情、自律神経などの働きが起きる。パニック発作や予期不安、恐怖などもこの脳の機能のあらわれで、そこに何らかの誤作動が生じるために起こっていると考えられている。神経細胞間の情報を伝える化学物質(神経伝達物質)や、それを受けとめる受容体(レセプター)の機能の異常が関係しているのではないか、という研究が進められている。
●ノルアドレナリン仮説
脳の青斑核という部分では、ノルアドレナリンという神経伝達物質を分泌し、危険が迫った時に警報を発動する神経が作動するようになっている。パニック障害の場合、このノルアドレナリンの過剰分泌、あるいはレセプターの過敏反応が起きているのではないかと考えられている。
●セロトニン仮説
ノルアドレナリンにより引き起こされる不安感がいきすぎないように抑える働きのあるセロトニンという神経伝達物質が不足したり、またはレセプターが鈍くなっているためではないか、という説。また、セロトニンの過剰によるという説もある。
●ギャバ・ベンゾジアゼピン仮説
不安を抑える働きのある神経伝達物質のギャバのレセプターや、連結しているベンゾジアゼピン・レセプターの感受性に問題があるのではないかという説。
●薬物乱用とパニック障害
薬物乱用とパニック障害の関連性を示すエビデンスが存在する。
●喫煙
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
●アルコールと鎮静薬
パニック障害の30%がアルコール摂取、17%がその他の向精神薬を使用している。 これは一般的に61%がアルコール使用、 7.9% がその他の向精神薬 を使用していることと比較してである。 薬物のレクレーション使用やアルコールの使用は症状を悪化させる。 カフェイン・ニコチン・コカインなどの覚醒作用を持つ薬物は心拍数などのパニック症状を増加させるので症状を悪化させる。
アルコールは初期のパニック症状を緩和させる一方、中長期のアルコール使用はパニック障害を引き起こしたり悪化させ、とりわけアルコール離脱症候群では顕著である。 この効果はアルコールだけに限らず、同様の作用メカニズムを持つ薬物でも同じである。とくにベンゾジアゼピンはアルコール問題のある患者に精神安定剤として多く処方されている。 慢性的なアルコール乱用が症状を悪化させるのは、脳内化学機能の変化のためである。
ベンゾジアゼピンの断薬時に患者の10%が長期離脱症候群を経験し、それにはパニック障害も含まれる。長期離脱症候群は、離脱時の最初の数ヶ月間の間に見られるものと似ている傾向にあり、たいてい離脱当初の2-3ヶ月の間に見られる症状に比べて亜急性レベルの重症度である。
精神保健サービスに参加する患者について、パニック障害・社会恐怖などの不安障害は、アルコールまたは鎮静剤乱用の結果であった。アルコールや鎮静薬はもともとの不安を維持したり悪化させる。アルコール乱用や慢性的な鎮静薬の使用・乱用者は、その他の治療や薬物によってベネフィットを得ることはできないだろう。それが根底にあるため、彼らは症状の根本原因に対応していない。 鎮静状態からの回復は、アルコール離脱症候群やベンゾジアゼピン離脱症候群のため一時的に悪化する。 世界不安評議会は、ベンゾジアゼピンによる長期の不安治療については、耐性・精神機能障害・認知や記憶障害・身体的依存・ベンゾジアゼピン離脱症候群のために推奨していない。
(この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。)
●疫学
疫学的には、生涯有病率1.6%–2.2%と言われる。
従来は心理的な葛藤が根本にあると思われてきた。しかし近年、認知行動療法の有効性が明確となり、心理的「原因」よりも、症状に対する患者の対処が症状進展のメカニズムとしては重視されるようになった。また薬物療法の有効性も確認されており、生物学的因子があるという意見も強くなっている。
パニック障害の重症度は様々であり、軽度の患者もいれば重度の患者もいる。重症例では、適切な治療を受けないまま経過すると、数年間にわたって外出できないなど、日常生活や社会生活に大きく支障をきたす場合もある。特にパニック障害という病名がまだ広まっていなかった時代に初発した患者の中には、広場恐怖の程度が重く、長期化する例を見ることが比較的多い[要出典]。
なお、パニック障害にうつ病が併発する場合が少なくはなく、日本では約3割、欧米では約5–6割といった統計も出されている。
●診断
「予期しないパニック発作」が繰り返し発生し、それらに対する予期不安が1か月以上続く場合、パニック障害の可能性が疑われる。突然のパニック発作で始まり、予期不安を生じ、症状が持続するようになり、広場恐怖に進んでいくという経過の確認も、臨床診断においては、重要であるとされる。実際の臨床場面では、パニック障害は、広場恐怖を伴う慢性化したものと、広場恐怖を伴わない軽症例の2つに区分される。
診断基準としてはアメリカ精神医学会『DSM-IV 精神障害の診断と統計の手引き』が用いられることが多い。
なお、PTSD・うつ病・強迫性障害などの精神疾患の症状の一つとしてパニック発作を併発する場合があるが、この場合は、これらの病気の症状の一つとして扱われ、パニック障害とは診断されない。また身体疾患が原因になっている場合もパニック障害とは診断しない。
●治療
治療的には、薬物療法と精神療法があり、様々な治療が有効性を認められている。
精神療法において最も基礎的で重要なものが、「疾患に対する医師の説明」「心理教育」である。パニック障害は、発作の不可解さと、発作に対する不安感によって悪化していく疾患であり、医師が明確に症状について説明し、心理教育を行うことが全ての治療の基礎となる。
精神療法の中で、有効性について最もよく研究されているのが、認知行動療法である。認知行動療法では、「恐れている状況への暴露」「身体感覚についての解釈の再構築」「呼吸法」などの訓練・練習が行われ、基本的には不安に振り回されず、不安から逃れず、不安に立ち向かう練習を行う。系統的な認知行動療法を行う施設は日本には多くはないが、臨床医は、認知行動療法的な患者指導を行っている場合が多い。
その他、EMDR、森田療法、内観療法による介入も有効とされている。
●薬物療法
薬物療法では、発作の抑制を目的に抗うつ薬(SSRIや三環系抗うつ薬・スルピリド)が用いられ、不安感の軽減を目的にベンゾジアゼピン系抗不安薬が用いられる。これらの薬物には明確な有効性があり、特に適切な患者教育と指導を併用した場合の有効性は極めて高い。また最近は、新型抗うつ薬であるSSRIの有効性が語られることが多い。しかし、SSRIの代表とされるパロキセチン(パキシル)では、飲み忘れ等で服用を中止した数日後に起きる激しいめまい・頭痛などの離脱(禁断)症状が問題となり、パニック障害に対する安全性・有用性に疑問も呈されている。一方、米国ではベンゾジアゼピン系の抗不安薬の依存性が問題とされることが多いが、日本では、成人の定型的パニック障害では問題とならないのではないかという意見も多い。
●認知行動療法
暴露反応妨害法(暴露療法)
不安が誘発される状況に想像的、または体験的に身を置き、回避しないことで徐々に慣れる。不安や恐怖のために避けている場所や状況に少しずつ慣らし、克服した経験を積んで自信をつけていく方法。「自分が避けている場所はパニック発作とは関係がない」ことを身をもって確かめていく。最初の目標がクリアできたら、少しずつ段階的に目標のレベルを上げる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋