自家製へちまたわし 簡単な作り方

今年はゴーヤの他にヘチマも栽培した。
ゴーヤは美味しくジュース、炒め物で食した。

ヘチマも若いと食用になるのですが、ヘチマたわしを作ると決めていたので収穫はしないでおいた。
収穫して「へちまたわし」の作業にはいる。
収穫をして、自家製ヘチマを作ることにした。

収穫のへちま

左は、乾燥してしまったへちま
右は、若いへちま

へちまの輪切り若いへちま

輪切りはこんな感じになります
まだまだ、若かったヘチマ
ヘチマになれずにいます

乾燥したへちまの輪切り

かんそうしたヘチマは色が悪いようです
が、中味には問題ないようです

なべでゆでる

なべにお湯をわかします。
ヘチマをいれてゆがきます。
少しでも皮ははがれます

皮がすんなりはがれるへちま

熱いので注意
べろべろ・・・とはがします・
中の、種を除きます。
完成まで、あと少し

乾燥をすれば、完成になります。

★ヘチマ★
本来の名前は果実から繊維が得られることからついた糸瓜(いとうり)で、
これが後に「とうり」と訛った。「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから
「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになった。今でも「糸瓜」と書いて「へちま」
と訓じる。沖縄ではナーベーラーと呼ばれるが、これは果実の繊維を鍋洗い(なべあらい)
に用いたことに由来するという。

有用植物としてのヘチマ
繊維が未発達の若い果実には独特の風味があり、固い皮を剥いて加熱すると甘味のある液が出る。物や煮物などに用いるほか、台湾では小籠包の具としても使用する。
日本では主に南西諸島と南九州で食べられている。沖縄では味噌味の蒸し煮であるナーベラーンブシーとして食べるほか、シチューやカレーなどの洋風料理にも用いられる。南九州では煮物や焼き物などにし、味噌汁の具になることが多い。

●へちま水
秋に実が完熟したころ、地上30cmほどのところで蔓を切り、切り口を容器に差し込んでおくとたまる液体を「へちま水」(へちますい)という。
化粧水として用いるほか、民間薬としては飲み薬や塗り薬として用いられる。飲み薬としては咳止め、むくみ、利尿に効くとされ、塗るとあせも、ひび、あかぎれ、日焼け後の手当てにも効くとされる。含有成分は、ヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分等である。正岡子規の句「痰一斗糸瓜の水も間に合わず」はこの咳止めの効能に関わるものである。そのままでは防腐剤が入っていないため腐りやすいので煮沸、濾過をして冷蔵庫にしまい、使う時だけ取りだすと長持ちする。

●タワシ
晩秋に茶色くなった果実を、水にさらして軟部組織を腐敗させて除き、繊維だけにして、タワシを作る。果実の先端(雌しべのある方)を地面などに軽く叩きつけて、蓋のようになっている部分を開いて取り除いて水にさらす。他にも、完熟して乾燥した果実の皮を剥いて中身の種を取り出す方法のほか、煮て中身を溶かして作ったり、酵素剤を使って中身を溶かす方法で作ることができる。産地には、江戸時代から静岡県浜松市・袋井市がある。

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